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実験講習会 J01~03 (終了しました)

菌類は、二次代謝産物や工業酵素などを通じて人間の生活とつながりがあるばかりでなく、自然界でも重要な役割を果たしている生物群ですが、中学・高校の授業ではあまり扱われず、バクテリアとも混同されるなど、取扱いに混乱が見られます。本講座では、バクテリア・菌類(真菌類)の違いや、自然界での菌類の役割を講義と実習で理解し、授業で扱える身近な菌類について基礎知識を習得することを目指します。

注意事項

①10:00-15:00(9:40)、国立科学博物館 上野本館 常設展入口(総合案内前) 集合

②補助教材として誠文堂新光社刊「菌類の世界」を持参されることが望ましいです。プレパラート作成に必要な使い慣れた実験器具があればお持ちください。※別途国立科学博物館への入館料が300円必要です。

直立二足歩行獲得の動因は、特定の雄が特定の雌に食物を運ぶためで、そんな優しい雄を雌が選んだらしい。サピエンスは数万年前にアフリカからユーラシアに拡散する過程で、ネアンデルタール人や一部の原人とも交雑した証拠があります。インドネシアのフローレス島では、超小型の原人が1万数千年前まで生き延びていたと考えられています。そんな驚愕の人類進化を理解するために、基本の人骨の見方実習と展示会場の見学解説を行います。
午前中は最新の人類学に関する講義をします。午後は人骨実習と人類進化の展示を手がけた講師が館内の解説ツアーをします。

注意事項

①10:00-15:00(9:40)、国立科学博物館 上野本館 常設展入口(総合案内前) 集合

  ※別途国立科学博物館への入館料が300円必要です。

高校生物で扱う筋収縮のしくみを調べる実験を行い「キモグラフ」を作成します。材料に、特定外来生物に指定されているウシガエルを用い(本校では使用許可済)、午前は坐骨神経―腓腹筋標本を作製し、午後は煤紙を貼り付けたキモグラフィオンに筋収縮曲線を描記します。煤紙をニスで固定すれば記録用紙の保存ができ、また実験の様子を動画で撮影すれば、映像教材として授業で活用できます。
また、安価に作製できる「簡易型刺激装置」や、煤紙やキモグラフィオンを使用せずにキモグラフが描記できる「簡易型キモグラフィオン」を提案します。

注意事項

①9:00-16:00(8:50)

②白衣・解剖道具[ピンセット・解剖用はさみ](骨切はさみはこちらで用意します)、カメラ・ビデオがあれば実験の様子を撮影できます。

J-2 常識が変わる最新の人類進化研究と人骨実習

講師 馬場 悠男(国立科学博物館)

会場 国立科学博物館上野本館 地球館B2階・3階講義室​

定員  16名

参加費 1,500円

J-1 先生に知ってもらいたい”菌”の基礎知識

講師 細矢 剛(国立科学博物館 植物研究部)

会場 国立科学博物館上野本館 地球館3階 実験実習室

定員  15名

参加費 1,500円

J-3 キモグラフィオンを利用した筋収縮記録の実践

講師 藍 卓也(成城学園中学校高等学校)

会場 成城学園中学高等学校  第2校舎2階 生物実験室

定員  20名

参加費 1,500円

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