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実験講習会 J04~07 (終了しました)

植物の分類システムは最近の系統解析の結果に基づいて大きく変化しつつあります。これは個々の植物を授業で取り上げる場合の基礎知識としても大切です。一方で系統はどのように推定されるのか、その基礎を理解しておくこともまた重要です。この講座では、植物の観察力を養いながら、その植物がもつ形態形質に着目し、系統を推定するための基礎を学ぶ実習を提案します。

午前中は植物の分類システムについての最近の知見と変化についての講義を行います。午後は身近な植物標本を活用しながら、すぐに実践できる系統推定についての基礎実習を行います。

注意事項

①10:00-16:00(9:45)

②ルーペ(持参できれば)

生物の心臓が動いているところを見たことがありますか?赤血球が流れるところはどうですか?本実習でnewの培養をつかうと、透明で美しい、生きた胚を詳細に観察できます。多くの高校で、「脊索」「眼胞」「レンズ」など、発生の授業でおなじみの器官に加え、はじめて見る動く心臓に学生はみな大感動でした。発生の授業だけでなく、遺伝子発現の調節の授業にも使えます。ニワトリ有精卵は飼育の必要がなく、農場から直接買うことができる便利な材料です。試薬作りから授業への応用まで、すぐに実践可能な実習を提案します。  
この実習は、NHK高校講座生物でも紹介されています。

注意事項

①9:00-15:00(8:50)

②デジタルカメラ

光学顕微鏡は、「倍率」「コントラスト」「分解能」の3つの機能が揃って、初めて顕微鏡としての機能を果たします。このうち、「コントラスト」に関係する各種観察法には、最も一般的な明視野観察のほか、暗視野観察、位相差観察、微分干渉観察、蛍光観察、偏光観察、分散観察などがあり、試料の何を見たいかによって選択できるようになっています。本講座では、これらの各種観察法を、講座と研究用顕微鏡BXを駆使しての実習によって理解すると共に、標本を持参すれば、デジタルカメラで撮影してCDで持ち帰ることもできます。各種観察実習と独自の教材用写真作製の両方を楽しむことのできる講座です。

注意事項

①9:00-16:00(8:50)、オリンパス新宿本社ビル入り口前

②撮影したい標本(プレパラート)、USBメモリ,CD,DVDなどの記録媒体。

進化は生徒実験がなく教えにくいと感じていませんか?そんな先生方に是非参加していただきたい講習会です。今回は生徒にも好評な2つの生徒実習を紹介します。午前は、オリガミバードという架空生物を工作し、紙飛行機のように飛ばすことで、自然選択の過程を楽しく理解することができるという実習です。午後は、「クジラは哺乳類の中でどの種に近縁なのか」という仮説を、MEGAというフリーソフトを用い分子系統樹を描くことで検証する実習です。両実習とも2学期の授業ですぐ実施できるよう、教材を持ち帰ることができるようにする予定です。

注意事項

①9:00-15:30(8:50)

定員  15名

参加費 1,500円

J-4 植物分類の最新知見と系統推定のための基礎実習

講師 菅原 敬 (首都大学東京・大学院理工学研究科)

会場 首都大学東京 牧野標本室​

定員  16名

参加費 1,500円

J-6 自分で見て、写真を撮ろう!

   ~顕微鏡のプロに学ぶ顕微鏡のいろは

講師 田中 隆明(オリンパス株式会社)

会場 オリンパス新宿本社ビル 4階 セミナールームC​

定員  20名

参加費 3,000円

J-5 有精卵を使ったニワトリ胚のnew培養と観察のポイント

講師 福田 公子(首都大学東京・大学院理工学研究科)

会場 東京都立新宿高等学校  6階 生物室

定員  20名

参加費 1,500円

J-7 魅せる進化の授業実践例~教室で自然選択による進化を体験!

   フリーソフトMEGAで系統樹作成!~

講師 山野井 貴浩(白鴎大学教育学部)

会場 東京都立上野高等学校  4階 PC室

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